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2019年2月12日 (火)

【四大陸】 歴史の転換期かもしれない 【女子編】

.



雪、雪!

くどいぐらいに雪情報が出回ってて、
肩透かし喰らいました。

とはいえ、寒い。


法事で寒さ際立つお寺に行ってきました。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


2年ぶりぐらいに、ひとまわり上のいとこに会いました。
同年代かと思うほど若いw
美魔女めwww

前回会ったとき、
「母が猫を飼いたいと言ってるの。
 母が死んだらくずちゃん引き取ってくれる?」
と言われたので、二つ返事で
「いいよー」
と言ったところ、さっそく飼い始めてて、
フテニャンに似てるけどもっとかわいいの♡とか、
盛大なネコののろけ話を聞かされましたw

いとこがひとまわり上なんで、
伯母夫婦もうちの両親より一回り上。

かなり高齢なわけですが、
うちの家系はホント健康長寿一家だなあと
つくづく感心しました。


.



さてね。

四大陸といえば、一昔前は
二流選手の集まる試合って感じでしたが、
近年は世界トップ選手のガチバトルに
なってきました。


女子は、日本の3人娘が表彰台を独占できるかも、
強敵になりそうなのは、米国のテネルぐらい。
とか、始まる前は思ってたものです。


それがどうだ。
蓋を開けたら、ショートトップ3と表彰台3人が
ごっそり入れ替わりました。
こんな試合は、いまだかつて見たことがない。

女子はだいたい、ショートで5点差ついていれば
安全マージンだったものです。
それが、5点差あってもひっくり返される。

これはひとえに、紀平さん登場の副産物です。


ショートで上位に入った面子は、こう考えたでしょう。

”5点差あっても、3Aひとつで追いつかれる”

そう思わせる紀平さんの最大の武器は、
3Aだけではなくトータルで優れてる面です。
スピン、ステップ、柔軟な姿勢、伸びる滑り。
その上で3Aを決めてくるからこそ、
3Aが武器になる。


ふつうに滑れば、テネルも坂本さんも、
140点は出るはずの選手です。

しかも、今回は練習中に指を怪我した紀平さん。
少なからず演技に影響が出るのは、
ショートでも明らかでした。

それでも、紀平さんという存在がプレッシャーになる。


逆に、ショートで出遅れた面子は、
プレッシャーなく、自分の出来ることを
最大限にすることに集中できました。

そのため、史上まれに見る乱戦になりました。


個人的には、三原さんが

素晴らしかった!!


ショートは出遅れたんですが、
フリーのステップに入るところあたりで、
もう泣きそうなぐらい感動してました。

邪念が一片たりともない、
純粋で素直で清らかな演技でした。
胸がいっぱい。
なにか美しいもので満ち溢れている。



古代、人類は、踊りは神に捧げる神聖な儀式でした。
ギリシャ神話のミューズは、音楽と芸術(踊り)を捧げる対象でした。
日本にも、京都の清水寺の舞台がありますが、
あれは観客(人間)に見せる舞台ではない。
あそこで踊る舞は、天上にいる神々に捧げるもの。

三原さんの演技は、まさしく美と芸術の神々に捧げるべきものでした。
地上にいる我々は、本来は神々に奉納すべき舞を、恐れ多くも拝謁する幸運を得た。
そんな感じ。


通常、どのリンクもそうですが、アリーナの底に氷があって、
観客は周囲からリンクを見下ろすように配置されてます。

あの場にいた観客は、みな、
自分が神々になった気分だっただろうな~~
いいな~~



三原さんは第3グループの最終滑走だったので、
最終グループの面々は、リンクサイドにスタンバってます。

あの雰囲気、全方位スタオベで興奮で湧くリンクに、
最終グループはどんな気持ちで入って行ったんだろうか。

負けられない、と思ったか、
やるしかない、と思ったか。
そこが勝負の分かれ目だったかもしれない。


.


最終グループ1番滑走のつるしんは、
初っ端のジャンプですっ転びます。

ん?

今のなに?

ライストで見てたのでよくわからなかったんですが、
4Sでしたね。
転んじゃったけど、回りきってた。

つるしんは、体形がたいぶ女性らしくなってきました。
しかし、振り付けは相変わらずジタバタしてる……
音楽は、別にタンゴじゃなくても構わねーなーという気がする……

三原さんの素晴らしい演技を見た直後だったんで、
得点がてた時、エエッ!(;゚Д゚)ナイワ~って思いました……

……う~ん。

もうちょっと心に響く演技を…心を込めた演技をしてくれると、
このモニョる感じは薄れると思う、けど……
つるしんが、そういう演技が出来るかというと謎だな……

このまま、技術力だけ高くて、
抒情的な部分が蔑ろにされ続けると、
のちの論争の火種になりそうな気がしないでもない……


.


ウンスちゃんは、私個人としては
こういうツンツンした女の子は好きなんですが、
女受けは悪そうな気がします。

コケティッシュでキュートで素敵なんだけど、
15歳の女の子がやる演目じゃないなぁ……

ミュージカルの「シカゴ」は、
鬼才ボブ・フォッシーの傑作だけど。
主人公の1人ロキシーは、
金髪のあっぱらぱーで、
夫がいるのに愛人とねんごろになって、
その愛人が浮気してたんで、
同衾相手もろとも射殺したった、
でも可愛いから許してネ(^_-)テヘペロ

――って話でしょう。

まあ、いいんだけどさ。
15歳の女の子のやる演目かしら?
似合ってるだけに、残念感もハンパない。
米国の観客はあんまりノッてなかったのは、
銃殺がシャレになんない国としては、
ブラックジョークすぎるんで、
見てる方がビミョーになるのは当然っちゃ当然かも。
日本人には「別世界」の演目だから、
気落ちしないで世界選手権頑張ってね!


.


で、ラスボス☆リカ・キヒラの登場。
紫の稲妻が今日も輝いてた!

冒頭の3Aは素晴らしい出来。
そこから彼女の世界観に
ぐんぐんと引き込まれていきました。

男子でも女子でも、ごく一部の選手以外は、
だいたい演技中に空白があるものです。

でも、紀平さんを宮原さんの演技には空白がない。
ジャンプが終わったほんの一瞬、
スピンからステップに移る一瞬に、
ホッと気の抜ける場面があるのに対して、
彼女たちにはその空白がありません。

まるでバレエを見ているように、
どの部分を切り取っても、一分の隙もない完璧さです。
ザギやつるしんや4回転飛ぶロシアっ娘は、
まだその境地に達してはいません。
メドベもジャンプの前には空白があった。

宮原さんが始め、紀平さんが受け継いだ、
流れのある演技が、今後もっと評価されていくといいなと思います。
高難度ジャンプだけがフィギュアスケートの醍醐味ではありませんから。


.


ところで。

ショートの5点差を安全マージンでは無くした紀平さん。
「ノーミスなら安全圏」を蹴っ飛ばす彼女の登場は、
女子シングルを新たな時代へ導くのでしょう。

シニア1年目。
NHK杯やファイナルは、それでもまだ「彼女は幸運だった」という負け惜しみも通用しましたが、もう彼女が本物の「女子最強」であることは確実になりました。

紀平さんは、伊藤みどりから時が止まったままだった女子シングルを、大きく変えていくでしょう。

この試合が女子の転換期だったと、
のちに思うのかもしれないなと、
ふと、ひらめきを感じた演技でした。



そんなわけで、ショート上位3人は、
これ以上ないぐらい見事に崩れました。

ベルちゃんは、パーフェクトでも厳しいところにいますが、
テネルと坂本さんは、崩れなければ表彰台は守れたはず。

.

それにしても、テネルはなんでシンデレラとかジュリエットとか、彼女のキャラクターにあんまり合わないプログラムを選択するんだろう……

テネルは、どっちかっていうと……ポスト・コストナータイプだと思うんだけど。
手足が長くて、きちんとした技術に裏打ちされた迫力あるエレメンツ。
スパイラルひとつとっても、どわ~~っていう迫力で見せつけられるんだから、
ディズニー的なお姫様キャラじゃなくて、演るなら女神!
クラッシックならワーグナーとか似合いそうなんだけどな。
そういうのやられたら、誰も敵わないと思うんだけどなー。



坂本さんは、最初っから集中できてないように見えました。
2Aからのコンボを失敗したというより、
全体的に大人しかった。
彼女の持ち味である疾走感、ジャンプのハンパない幅、ド迫力のスパイラルが、いつもの大胆さを発揮できてなかった気がします。


2連覇という大いなる目標があったがために、
本来の目的とちょっとブレちゃったのでしょうか。

良い時には気にならないピアノレッスンが、
今日はちょっと「合わねーなー」と思いました。
これも15禁映画だからねえ……
なんでみんなコレ好きかねえ……?


.



いや、面白い試合でした。

日本勢有利かと思いきや、
最終的にカザフが割り込んできました。


女子は乱戦の戦国時代に突入するのか?
世界選手権が、がぜん楽しみになってきました。

.



以上

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